トークライブ《どうなるニッポン! 現場からの報告/どうするニッポン? 松元ヒロ爆笑ライブ》
《2016年6月20日 文京シビックセンターにて開催》
6 月20 日「フォーラム・子どもたちの未来のために」主催のトークイベント「どうなるニッポン! どうするニッポン? 」が文京シビックセンター小ホールで開催され、約250 人の人たちが集まりました。
参議院選挙を前に「今、日本で起きていることが将来の子どもたちにとってどういう意味を持つのか」を考えるきっかけに、と企画されたこの会は2 部構成。まず、第1 部では福島第一原発の事故後、いわき市から自主避難してきた「安保法制に反対するママの会@埼玉」の鈴木直子代表、SEALDs RYUKYU の元山仁士郎代表から各々フクシマ、オキナワの現状について生々しい報告があり、また、SEALDs の是恒香琳さんから、18 歳選挙権にふれて若者の率直な意見も表明されました。
「政府は(沖縄の)米軍基地は国民を守るため、というがその国民に沖縄の人が含まれているのか」という元山氏の問いかけなど強く胸に迫るものがありました。
第2 部は痛烈な政治風刺で知られる松元ヒロさんのライブステージ。沖縄を訪れたときの経験もふまえ、爆笑の中にも熱いメッセージで会場をわかせた後、最後は自らを日本国憲法に見たてた一人芝居「憲法くん」でしめくくりました。
松元ヒロさん(撮影/澤田精一)
終了後も会場はいつまでも熱気に包まれ、参加者からは「現場からの報告が大変勉強になった」「ヒロさんは初めてだったが、爆笑のうちに元気をもらい感動しました」などの声が多く寄せられました。
JBBY会報「Book & Bread」128号(2016年9月)より